2014年06月24日

大和高田市の三大祭り

大和高田市の夏祭りは7月に12回もあり、学校帰りに立ち寄る学生、家族、カップルで来る人が多く、他の市の人々も電車を利用して祭りに参加する人もいる。 中でも龍王宮夏祭り、大中チャンチャンと天神社夏祭りがメインである。
 
 龍王宮夏祭りは毎年7月8日に行われており通称、竜王宮とも呼ばれている。しかし、神社の正式名称は石園坐多久虫玉神社(いわそのにいますたくむしたまじんじゃ)であり、856年以前に建てられている。他にも、建玉依比古命・建玉依比売命・豊玉彦命・豊玉比売命・天児屋根命・国狭立命(たけつたまよりひこのみこと・たけつたまよりひめのみこと・とよたまひこのみこと・とよたまひめのみこと・あめのこやねのみこと・くにのさつちのみこと)などの神様が祭典されている。露店では神社内と神社付近にある片塩商店街で行われる。片塩商店街には肉屋、駄菓子屋、八百屋、100円均一ショップや様々なお店があり、肉屋では部活帰りの高校生や中学生が揚げたてのコロッケを買いに来る。駄菓子屋では小学生が遠足のおやつを買いに来たりするなどでにぎわっている。祭りの際中でも多くのお客さんが商店街に立ち寄るほどである。商店街の近くには近鉄高田市駅があり、電車で祭りに来る人もいる。


竜王宮竜王宮


 
 大中チャンチャンは毎年7月11に行われ、春日神社と神社付近に露店が数多く並んでいる。春日神社の境内付近には義経の七つ石があり義経一行が兄の頼朝に追われており妻の静御前の母親である礒野禅尼(ぜんに)の元に身を隠す際に一休みにと座ったとされる石のことである。祭りのときに人々は休憩や涼もうとする際に座っている。近くには大中公園がありそこの芝生や階段で露店で購入したものを食べたり、ブランコや滑り台で遊ぶ小さい子供たちもいる。大中公園には能舞台があり、義経の妻静御前が舞を披露した舞台であると言い伝えられている。夜7時半過ぎになると打ち上げ花火が1時間半ほど上がっていて公園の芝生にレジャーシートを敷いたり、階段に座って花火をみている人が大勢いたが、数年前からコスト削減のために廃止となった。


義経の七つ石義経の七つ石


 
 天神社夏祭りは毎年7月21日に行われており、JR高田駅の向かい側にあり、駅と神社の間の通りと神社内に数多くの露店が出店されている。天神社は1222年以前に建てられており、高皇産霊神(たかみむすひのみこと)の神様を祭典しており、高田市の名前の由来となった神様である。天神社の祭りは他の祭りと違い盆踊りを皆で踊ったり、だんじりが行われている。盆踊りは初心者や上級者関係なしに大人から子供まで盛り上がれるイベントである。夜8時から打ち上げ花火が始まり、大中チャンチャンよりも花火の上がる回数が多く、見ごたえのある花火だったが、数年前に駅付近にマンションが建ってしまい、大中チャンチャン同様に廃止となった。


天神社天神社





 大和高田市の夏は数多くの祭りが行われる為地元の人々は早く夏が来るのを待ち焦がれている。竜王宮夏祭りは毎年必ず神社の境内付近で地域の人たちの活動で冷たいお茶の無料配布が行われている。天神社はだんじりと盆踊りが有名で、大人から子供まで参加することができる。以前は大中チャンチャンや天神社夏祭りには花火のイベントがあったため、祭りに行く一つの目的であったが現在では廃止されてしまい露店のみの祭りであるが毎年必ず多くの人々であふれかえっている。しかし、祭りが多く行われるということはごみの量が大沢山出てしまうが、地域の人々の協力によって、毎年ごみをきれいに分別することができる。大和高田市の祭りは地域の人々の協力のもとで成り立っている。
https://mapsengine.google.com/map/edit?hl=ja&authuser=0&mid=z2mpyiBUr5Pw.kEHsIdcYxQ5Y




1975年時の大和高田市
1975年時の大和高田市






2008年の大和高田市

2008年の大和高田市


出典:大和高田市のホームページ


動画タイトル:大和高田市の魅力



大和高田市土地利用構想図
大和高田市土地利用構想図



出典:国土交通省

大和高田市都市計画総括図
大和高田市都市計画総括図


  


Posted by かれん at 00:43Comments(0)